ヒトデに学んだキャスターストッパー
 

PROFILE

巨大地震発生時にオフィス内のコピー機は暴走し、
重さ約150kg凶器に変わります。
ヒトフンバリーはオフィス内の被害を最小限に
食い止める為のキャスターストッパーです。
工事不要で女性でも簡単に設置が可能です。

technology

創業以来、大手自動車メーカーにゴム・樹脂成形品を供給し続けている当社のものづくりは、初回の試作に他社と大きな違いが有ります。
キャスター椅子の脚がもげる程の威力を発揮してしまった初回試作。
まず私達の技術を存分に発揮した際の結果を確認する。
もったいない話ですが当社の恒例行事になっています。
上限が分かっていれば、後は微調整。
調整も非常に大事な工程ですが、自分たちの持ちえる技術を確認するために一度思いっきり作ってみる。それが当社のものづくりの考え方です。
  • 生物の機能を模倣することで新しい技術を生み出す学問、バイオミミクリー。床上で揺れに耐える技術はヒトデが岩に吸着するメカニズムを採用しました。
  • 振動を抑制する素材は、NR材やCR材が多用されていますが、既存素材より低反発弾性に優れた自社オリジナルゴム素材MD2を開発しました。
  • 様々な想定実験を行い、その性能を測り設定をしております。開発中の問題は「効き過ぎる」クオリティーをどこまで落とすか調整することでした。
  • 本商品底面と床の間に摩擦力をさせることで、コピー複合機の移動を制御します。設置箇所をあえて1か所にすることで、複合機の横転のリスクを回避させています。
  • 床に固定しないので、設置工事不要、女性の人でも簡単に設置ができます。オフィスの模様替えなども容易にコピー複合機の移動が可能です。
 

PROFILE

日本観測史上最大の規模のマグニチュードを計測した東日本大震災後、被害の様子から「新しい想定」が必要とされています。
「新しい想定」の中で支持されるキャスターストッパーに挑戦します。
ゴム製品ができることは私達のできることと考え、世の中に必要とされる商品を研究・開発し提供すること。
「GOMPRO(ゴムプロ)」ゴムのプロフェッショナルとして「新しい事に挑戦する」というモリセイの企業風土は、創業当初から変わりません。